吉野川とわたしとラフティング。

吉野川に来てはや10年ほどになりましたか!!!!!!!?

ラフティングにお客さんとして初めて行ったのは、もう13年も前です。

その時は、まだ規定水量 (現在。小歩危に行っていい水量:大豊1.20、下名2.45 )が曖昧な時期だったようで、その日の雨の影響で吉野川は、みるみるうちに水量があがるらしくツアーのランチは、通常、ツアーの途中、河原で食べるのですが、その時は、ラフティング出発前に食べました。

というぐらい水量が多かったみたいです。

 

はてさて、今思い出せるのは、いつも澄んだエメラルドグリーンの川なのに、その時は、茶色く濁っていました。

ラフティング吉野川の小歩危セクションは、名前のついている激流が8つあります。

唯一覚えているのが、4つ目の激流“大滝”です。

この激流は、Happy Raftのガイドは、ほぼ全員大好きな激流です。

なぜなら、そこには、大滝サーフィン(ボートにパドルなしで少人数だけ乗ってガイド一人で漕いで大きい波に入り、どれだけボートに残ってられるか。

という遊びがあるからです。

 

その激流で初めてのラフティングの時に友達と仲良く落ちたのが、それはそれは楽しくて、それが私のラフティングにハマったきっかけかもしれません。

あの時にガイドしてくれた人たちや安全説明してくれたガイドさんたちを追いかけて、はや10年以上っ!です。

 

とにかく、ラフティングが楽しくて、安易な私は、ガイドになればタダでラフティングに毎日行けると思ったのがきっかけでガイドのトレーニングをはじめてみました。

しか―――――し、接客業が大の苦手な私なので、人間不信なのかと思うぐらいお客さんと話せず、一度は、ガイドになるのをあきらめてしまいました。

夢の吉野川ガイド、、一度は、あきらめました。

 

でもでも、きっかけというのは、いろんなところにあるよーで。

とりあえず、冬もラフティングができたらと思い立ち、ニュージーランドへ武者修行

英語能力ゼロ。。とりあえず、勢いと若さだけで行ったもののトレーニングは、メールで各社断られ、途方に暮れたときに、思い立って、車購入!!

購入翌日に一番行きたかったニュージーランドの川へお近づきになりに、しかーーーーーーーーし、車が壊れてしまいド田舎に取り残されてしまいました。

唯一、手をさし延ばしてくれたのが、もともと断られてたラフティング会社のガイドたちに助けてもらえました。

英語ゼロのわたしを助けてくれたついでにラフティングに連れて行ってくれました。

 

これは、逃せないチャンスだと思い、日本人のガイドさんに通訳を頼み、どーにかトレーニングをさしてくれと頼みこみ、いろんな事が重なり、しぶしぶ2週間だけという約束でラフティングのトレーニングにこぎつけました。

 

必死でみんなのお手伝いをして、毎日休まずに川のトレーニングにでて、結局、滞在期間5か月もいました。

英語能力は、ボチボチのまま。

ニュージーランドのシーズンが終わり、次は、日本の吉野川のシーズンが始まり、一度は、あきらめかけた夢の吉野川ガイドで働く事ができました。

 

まったくお客さんと会話が出来なかったのに、英語が通じない苦しみから日本語が通じるなんて、なんて素晴らしいんだ!!!!

吉野川でのガイドは、まだまだな私は、正座で説教されたり、英語で怒られたりと今では、いい思い出です。

 

一番、苦手な激流は、もちろん“大滝”

シーズン中に5,6回は、ボートでひっくり返りまくってました。

 

その吉野川のシーズンを終えて、再び、ニュージーランドへ武者修行。

ニュージーランドでは、ラフティングのガイドをするには、川のグレードによって、国家資格の試験をパスして免許を取得しなければなりません。

私がいた場所は、グレード5の川なので、免許は、グレード4/5になります。

どーしても取得したかったけれど、シーズン中には、取得できませんでした。

 

日本に帰国後、吉野川のラフティングシーズンイン!!

やっぱり楽しい吉野川ラフティング。

水もあったかく大滝サーフィンがあるし、最高!!!

 

なんやかんやでの縁があって、ネパールやらノルウェーやらアメリカやらやら色んな国にいくけど、必ず戻ってくるのは、吉野川。

だいたい変わらないメンバーがいるこの吉野川は、いつも迎えてくれるような気がします。

 

 

お客さんから質問で、“今までの川でどの川がよかった?”と聞かれたら、必ず“吉野川”と答えてしまいます。

 

ラフティングの年数、経験で無事にニュージーランドの国家資格グレード4/5を取得でき、初めてのニュージーランドでトレーニングした川でガイドとして働く事ができました。

 

今年の吉野川のシーズンが終われば、また、同じ場所へ働きに行きます。

其のあと、また吉野川へいつものようにいつものメンバーでラフティングができたらいいなあ。

 

あの初めてのラフティングで落水した場所、“大滝”は、前回の大雨の影響で激流がほんとに寂しく大きく変わってしまいました。

本当に寂しすぎるけど。

 

それでも、楽しい楽しい吉野川でまた、みんなで遊びましょ!!!!!!!!